北海道ツーリング大好きのlowです!
愛知県に住んでいる私は、北海道へ降り立つ手段としてはフェリーしか使ったことがないのですが、候補としては、
- 新日本海フェリー
- 大平洋フェリー
が主になるんじゃないかなと思います。
新日本海フェリーについては以前に記事を書きましたので、そちらを参考にしていただければと思います。
この記事では、名古屋港から出発する
大平洋フェリー
について、おすすめポイントや注意点などを、ご紹介したいと思います。
実は大平洋フェリーも使います!とても良い船ですよ!
この記事を読めば思わず予約をしたくなるかも!?
それではいきましょうっ!
大平洋フェリーってどんな船?
①航路
大平洋フェリーは、名古屋⇔仙台⇔苫小牧 を結ぶ航路です。
なので仙台からでもモチロン行けますし、仙台目指して利用しても良いのです。
私は東北ツーリングの帰りに仙台⇒名古屋を利用したこともありますよ!
②船の種類
船は3種類あります。
船 | 全長 | 全幅 | 最大速力 | 旅客 | 乗用車 | エレベーター |
いしかり | 199.9㍍ | 27.0㍍ | 26.50㌩ | 777名 | 100台 | 4基 |
きそ | 199.9㍍ | 27.0㍍ | 26.73㌩ | 768名 | 113台 | 3基 |
きたかみ | 192.5㍍ | 27.0㍍ | 24.55㌩ | 535名 | 146台 | 2基 |
個人的にはエレベーターがたくさん実装されている”いしかり”が好きかな。
きたかみ以外は乗ったことありますが、とれも綺麗ですよ!
③所要時間
- 名古屋 ⇔ 仙台 : 約22時間
- 仙台 ⇔ 苫小牧 : 約15時間
- 名古屋 ⇔ 苫小牧 : 約40時間 (仙台経由)
となっております。
かなりゆったりした旅になると思います。
④出発 / 到着時間
名古屋から見た往路はコチラ
- 名古屋 ⇒ 仙台 : 19:00発 ⇒ 翌日16:40着
- 仙台 ⇒ 苫小牧 : 19:40発 ⇒ 翌日11:00着
- 名古屋 ⇔ 苫小牧 : 19:00発 ⇒ 翌々日11:00着
名古屋から見た復路はコチラ
- 仙台 ⇒ 名古屋 : 12:50発 ⇒ 翌日10:30着
- 苫小牧 ⇒ 仙台 : 19:00発 ⇒ 翌日10:00着
- 苫小牧 ⇒ 名古屋 : 19:00発 ⇒ 翌々日10:30着
名古屋から出発する場合は夕方に出て、明後日の昼頃に到着するイメージですね。
⑤料金
お盆に行くときのC期間(一番高い時期)で、雑魚寝はちょっと…という方向けにB寝台(セパレート2段ベッド)としたとき、250CCのバイクを載せるとすると料金は以下のようになります。
旅客運賃(大人):17,600円
バイク運賃 :15,700円 (排気量で異なります)
合計 :33,300円!! (片道)
となります。お盆シーズンは人気があって、グレードが比較的低めの部屋でも良いお値段がするかなといった印象です。
ただ、寝ているだけで目的地に運んでくれるわけですので、個人的にはコスパ面は高いんじゃないかなと思います。
おススメポイント
①船が豪華で綺麗
フェリー・オブ・ザ・イヤーを28年連続受賞中なだけあって、とても綺麗な内装です。
船旅専門誌『クルーズ』(㈱海事プレス社発行)の「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー2019」のフェリー部門で「いしかり」が第1位に選ばれました。
同賞は 1992年から実施されており、1992年の第1回から2004年の第13回までが「いしかり(2代目)」、2005年の第14回から2010年の第19回までが「きそ」、2011年の第20回から2019年の第28分回は「いしかり」が受賞したことから、当社フェリーの船舶としては通算28年連続の栄誉となりました。
大平洋フェリー 公式HPより
28年連続とか凄すぎて逆によくわからない感じですが、内装も施設も豪華で素晴らしいですよ!
②レストランの料理美味しいよ
レストランでは朝昼晩それぞれでバイキング形式の料理を楽しむことが出来ます。
長い船旅で楽しみが限られている中で、食事は一大イベントといっても良いほどだと思いますので、思う存分食べまくりましょう!
- モーニング:1,100円(800円)
- ランチ :1,100円(800円)
- ディナー :2,100円(1,200円)
※()内は小学生以下料金。フリードリンク付きで、アルコールは別料金です。
※現在は新型コロナの感染対策でバイキング形式は一時休止しているようです。
③昼に到着、そのまま旅に出発!
大平洋フェリーは北海道に昼頃到着するので、そのまま旅に飛び出すことが出来ます!
他のフェリーでは夜につくので、暗闇の北海道を走ることもありますが、大平洋フェリーはそんなことありません。
快晴(かどうかはわかりませんが)の北海道を直で感じて、思い切り走り出しちゃいましょう!
④予約が取りやすい気がする
新日本海フェリーに比べて予約が比較的取りやすい感じはあります。
※私の体感ではありますが。
とはいってもお盆の激戦シーズンは埋まりやすいので、心して予約をお願いします。
注意点
①2日に1便しかない
名古屋⇔苫小牧間の便は2日に1便しかありません。
※仙台⇔苫小牧間は毎日あります
連休が始まる日に出発便があるとは限らないので、ダイヤをしっかり確認しましょう!
②40時間長いです
名古屋を出発して苫小牧に着くまでおよそ40時間かかります。
はっきり言って
超ヒマ
です。2泊するので半分くらい寝ていれば良いのですが、それでも半分の20時間は暇をつぶす必要があります。
船内に演奏会や映画上映など、イベントもやってますので、上手く活用して有意義に過ごしましょう。
③お盆はやはり人気です
先にちょっと書きましたが、お盆の時期は人気が集中するので予約が取りづらいです。
空席待ち登録という、いわゆるキャンセル待ちもできますし、意外に直前に空きが出たりするので、あきらめずに予約を頑張りましょう。
※新日本海フェリーに関してはお盆時期の予約のコツの記事を書きました。大平洋フェリーにも応用が利く部分がありますので参考にどうぞ。
まとめ
大平洋フェリーは豪華で綺麗なのでゆっくり船旅したい人に向いています。
時間も仙台を経由することもあり長い時間が掛かりますが、
逆に考えると海の上で”何もしない贅沢”を味わえる貴重な機会でもあるかなと思います。
ゆっくり船旅を楽しんだ後、北海道を目いっぱい満喫する。サイコーじゃありませんか!
ぜひぜひ予約を勝ち取って大平洋フェリーで旅をしてみてください。
良い船旅を!
それではっ!
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